司法試験

皆様こんにちは。岩本です。

タイトルにもある通り、先週令和2年度の司法試験が全国各地で行われました。

例年司法試験は5月のゴールデンウィーク明けに行われますが、今年は新型コロナウイルスの影響で延期されていました。

司法試験の受験生は受験の日にピークを持っていくように調整するため、今年は非常に調整が難しかったと思います。受験をされた方は本当にお疲れさまでした。

このような状況の中で試験を受け切ってくるだけでも凄い精神力だと思います。

少し体を休めて、合格発表まで自分のしたいことや勉強をして過ごしてください。

 

さて、せっかくですので司法試験についてや私自身の受験時代を少し記事にしたいと思います。

 

司法試験は5日間(中日は休み)にわたり行われます。

試験科目は、論文が8科目、択一が3科目です。

1日目:選択科目、憲法、行政法

2日目:民法、会社法、民事訴訟法

3日目:休み

4日目:刑法、刑事訴訟法

5日目:択一試験(憲法、民法、刑法)

 

科目数を聞くだけで嫌になりますが、論文試験は解答を手書きで長時間にわたり作成するため非常に手が疲れます。受験生は大まじめにどのボールペンが一番疲れにくいかを研究している人は多いと思います(私はジェットストリーム0.5ミリ派、弊所の五十嵐は万年筆派でした)。

現代において、あれほどまでに文字を手書きする機会はそうないと思います。

 

試験の後は一か月弱で先に択一試験の結果が発表されますが、ここで不合格だった場合には、論文試験の採点がしてもらえないという点も、この試験の恐ろしいところだと思います。

 

試験の最終合格発表は試験から約4か月後に行われます。この非常に長い待っている時間というのは複雑で、私自身は合格への期待感と不合格の絶望感が交互にやってくる感じでした。私は、その気持ちを紛らわすために妻とデートをしたり、母と旅行に行って過ごしていました。

 

合格発表は、法務省で合格者の受験番号が張り出されます。また法務省のホームページ上でも見ることができます。

ホームページは、多数人が一斉にアクセスするので毎回しばらくは繋がりにくいというのが毎年恒例となっています。

私は、ホームページ上で発表を見ましたが、自分の番号があるのが信じられず、見ている年度が違うのでは?と何回も確認したことを覚えています。

受験生時代には合格した場合、「うおおおおお!」と大騒ぎするのかなと考えていましたが、実際は「ほっとした」というのが一番でした。

合格したときには妻と母に一番に報告し、本当に喜んでくれたのが何より嬉しかったです。(父が生きているうちに合格を見せたかったというのは今でも思います。)

私は合格発表の翌日は、せっかくだからと東京の法務省に自分の番号を見に行きました。法務省の掲示板を写真で撮っていたら、法務省の方だと思いますが、「合格おめでとうございます。」と言われ、何とも言えない嬉しさが込み上げたのをよく覚えています。

 

司法試験の話題を少し取り上げようかと思いましたが、長くなってきたのでこの辺にしたいと思います。

 

何はともあれ、今年の受験生の方は本当に大変だったと思います。お疲れさまでした。結果はまた少し先になりますが、今は体を休めてください。

 

最後に…受験生時代、司法試験が難しいと嘆いていた私が民法の教授に言われたことを紹介します。

 

「法曹とは人様の人生を左右するかもしれない仕事。その仕事に就くための試験が簡単であっていいはずがない。」

 

 

 

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